＜留学生の今 No.4＞大学を休学しドイツに渡った彼女の今とは

こんにちは❤︎ASAです！

私の身の回りでも最近よく、留学の話を耳にします。「今年行くはずだった、、。」「大学生の間にいけるか心配」「オンライン授業ってどうなんだろう」などなど、、。
そんな彼女たちの少しでも役に立てればと思い、コロナ禍における留学生の今についてBAY SISTERS独自で調べたことをシェアできればと思います。

第四弾はドイツ留学中のKOTORIちゃんのお話です。
以下KOTORIちゃんからのお話↓

留学を決めたきっかけや経緯

大学1年生の時に第二外国語としてドイツ語を選択してから、ドイツに興味を持ちました。語学以外にもドイツの歴史、文化、環境の講義を受けるうちに、この国についてもっと知りたい、住んでみたい！と思うようになりました。仕事で通用するレベルのドイツ語習得を目指して、1年間大学を休学して語学留学しています。私はいま大学4年生ですが、これまでの3年間で目標を持たずただぼんやりと、何も達成することなく過ごしてきてしまったことをとても後悔していて、新しい環境で自分を見つめ直す時間が欲しいという気持ちも大きかったです。この機会で好きなことを追求して語学力を身につけ、自分の出来ることと将来の選択肢を広げることができればと思い、留学を決めました。

土地の選び方

土地選びは治安を最優先で考えて、大都市よりも落ち着いた学生街を選びました。フライブルクは環境都市としても有名で、この街の人々の意識、暮らしから学ぶことが多くあります。小さな街だけれど何でも揃っているので退屈することはないし、人が優しくて、自然が豊かで、穏やかなこの街を本当に気に入っています。一年の中で暖かい晴れの日が多いことも魅力です！フランスとスイスの国境に近く、放課後にちょっとフランスへ行って夕食を食べて帰る、なんてプチ旅行ができたりもします。日本でもしたことがなかった家探しを外国で、土地勘もなく言葉もままならないままするというのはひとつの試練でしたが、無事にシェアハウスを見つけることができて、ドイツ人の女性と二人暮らししています。毎日会話するので言葉の勉強になるのはもちろん、一緒に料理をしたり、映画や音楽を教えあったり、文化交流をしながら楽しい毎日を送っています。

現状の生活

学校では約3ヶ月間オンライン授業に切り替わりましたが、いまはしっかりした感染対策(消毒・検温・マスク着用・距離の確保)のもと、すべて対面授業に戻っています。(2020/9/29)オンライン授業の画面上だけでのコミュニケーションは簡単なことばかりではなかったけれど、家で自由に使える時間が増えたり、遠くに住む新しい友達ができたり、オンラインだからこそのメリットもあり、私にとってはそれほど苦しい時間ではありませんでした。いまは、平日は昼まで学校で授業を受けて、午後にバイトをすることが多いです。レストランでの接客はまだまだ語学力が追いつかず難しいときもありますが、周りの人に助けてもらいながら頑張っています。勉強はもちろん、好きなことをして過ごす時間も十分にあります。一番楽しいのはやっぱり友達とビールを飲む時間です！

留学を通して

まずは、ドイツ語を上達させることが一番の目標です！私にはまだ夢がありませんが、この留学中に、今まで目を向けていなかった外の世界を知って色んな人に出会い、話をするうちにやりたいことが本当に沢山できました。自分には何が合っているのか、自分にできることは何か、まだもう少し迷いながら考えていきたいと思っています。

留学を考えてる方へ

一人でドイツにやってきて、何もかもが新しくて、こんなにワクワクすることははじめてでした！半年経った今でも毎日が勉強で、面白くて、充実しています。日本での当たり前が通じない世界で、固定観念が壊れ、自分の中の価値観が大きく変わりました。私は人見知りで自分の発言に自信が持てない人間だったけれど、そこから抜け出してオープンでいられるようになったし、語学力が上がるにつれてより深い話を理解できるようになり、自信を持って意見を言えるようになりました。異なる文化を知るのはすごく面白いし、生活してみないと分からないこと、予期せぬ出会いが本当に沢山あります。今迷っている方も、前向きに考えて思い切って挑戦してみると、きっと新しい自分に出会えると思います！

貴重なお話ありがとうございます！きっと大学を休学して留学をすることに不安を抱えてる人も多いと思います。そんな中で、留学して語学以外にも様々な変化があったと語るKOTORIちゃんのお話は多くの人の背中を押してくれることでしょう。お忙しい中ありがとうございました！