BAY SISTERS FILE NO.13 型に捉われることなく生きる彼女が見据える未来とは

BAYSISTERS

BAY SISTERS特集では夢に向かって頑張る女性をピックアップしていきます。

あなたの周りに夢を語れる人はいますか?

夢に大きいも小さいもなくて、そこに向かってひたすらに努力し続け、行動する女性のパワーは計り知れないものがあります。パワーをこの場に集め、次から次へとBAY SISTERSがつながり、みんなの夢が集まる場所を一緒に作っていきませんか?

私たちはネット上ではありますがこの場所を海におしゃべりしにきた感覚で気軽に見にきたり、夢を話したり、ガールズトークをしたりして、でも帰るときには何だか明日から頑張ろうと思えるそんな場所にしたいと思ってます。ぜひ皆さんの夢、教えてください❤︎

簡単な経歴

埼玉の桶川にお店を構える老舗和菓子屋 をかのさんの6代目MOEMIさん。一度はアパレル会社に就職するも、現在は海外旅行を通してインスピレーションを受けながら経営者として型に捉われることなく、お店の経理や商品開発・ネットの運営に携わりお店を支えている。

B:編集部
M:MOEMIさん

あなたの夢は何ですか?

 

B:初めまして、本日はよろしくお願いします!早速ですが、MOEMIさんの夢を教えていただけますか?
M事業継承に悩んでいる方の1つの道になりたいと思っています。私自身もそうですが、お店を継ぐことに悩んでいる人って多いと思っています。古き伝統のしがらみや継いだことで休みがなくなる等の不安からできないと考えている人に対して自分が1つのアイコンとなり同じ悩みを抱える人の支えになりたいと考えています。なので将来的にはオンラインコミュニティを開いて普段なかなか周囲に相談できないような同じ悩みを持つ人達との交流の場であったり、異業種の人と交流できる場所を作りたいと考えています!

新たなコミュニティを生み出したい

B:想像していた返答と少し違くてびっくりしました…!!
同じ悩みを持つ人や異業種の人たちとの交流の場を生み出したいと考えるようになったきっかけは何かありますか?

M:とあるホテルのアンバサダーを務めさせて頂いた時に、たくさんの人に出会って自分の視野が広がったと感じました。その時に出会った人たちから人脈もどんどん増えて、アドバイスをもらったりとした時に、人との出会いってお金では買えないものだと気づいたんです。なのでできるだけ外に出かけて、広い世界を見ること・タネを蒔いておく事が、後々自分を助けてくれると信じていますし、今度は自分が困っている人、悩んでいる人のコミュニティを作る事で支えになれたらなと考えています!わたし自身元々お店を継ぐつもりはなく、教師になろうと思っていました。しかし、母が入院したことがきっかけで『お店を今後どうするか…』という話をする両親を見て、3年間だけ就職することを決めてその後、日々勉強しながらお店の経営をしています。そうした経験も踏まえて「まず自分が成功しなければ…!という感じですね。笑

 

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多くの国を訪れる理由

B:海外にもたくさん行かれていますよね!勝手に和菓子と海外ってとても意外な組み合わせだと思っていたのですが…このお話を聞くと繋がるものがあるんだなと感じます。

M:そうですね。元々は海外旅行好きじゃなくて…笑 私の相棒が海外好きで、誘われるようになって一緒に行くようになりました。せっかく行くなら、あまり人が行ったことのない国に行った方が仕事に繋がるのかなと思っていて、旅先で働き方、経営方法などを吸収するようにしています。

 

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『老舗和菓子屋 をかの』の6代目・彼女が思うこと

B:MOEMIさんご自身老舗和菓子屋のお店の後継者として抱えられているものも多いと思うのですが、そうした中でお店をこうしていきたいというビジョンはありますか?

M:伝統を残していかなきゃいけないというプレッシャーは、一から始めるのとはまた違う大変さがあると思っています。実際に地元の方々に長い間うちの和菓子を買い続けている人がいらっしゃって、そうした人たちからしてみたら伝統を崩して新しいことを始めることをよく思わない人も必ずいると思っています。でもこれからの時代を戦うためには何か新しいことを始めなければいけないと思っていますし、若い人たちにも和菓子をもっと身近なものに感じてもらえるような取り組みをしていきたいです。とても勇気のいることですし、社員の生活が懸かっていると考えると責任を感じます。古き良き伝統には良いものがたくさんありますが、その伝統についていけずに途絶えてしまうのならば、新しく現代に合わせた形で多くの人に繋ぐことのできるお店にしていきたいと考えています。

 

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B:素敵な考えですね…。わたし自身和菓子が昔から大好きで和菓子屋を見つけるとついつい立ち寄ってしまいます。をかのさんのインスタグラムを見ているとカラフルでワクワクします。お店の看板商品である『葛きゃんでぃ』がTVで放送されたんだとか…!

M:インスタグラムは自分の視野を狭めないために力を入れ始めました。元々お客さんお多くは地元の方だったのですが、高齢者だけをターゲットにするのではなく、若い人にも届けたいと考えているのでそう言ってもらえてとっても嬉しいです。
TVへの出演はテレビ局の方が歩いて探し回っている時に声を掛けていただき、取り上げていただきました。和菓子って消費期限が短くロスになりやすいものが多い、そんな悩みを解消するために考えたのが溶けないアイスの『葛きゃんでぃ』でした。地元のお祭りで販売した時には1000個以上売れる人気商品です。今年は新型コロナウイルスが流行り、一時経営が苦しい時もありましたが、経営について勉強し直そうとセミナーや塾に通うきっかけにもなりましたし、テレビで放送されてからはありがたいことに手が回らないほど忙しくなったと感じています。より多くのお客様により良いものをお届けできるようにこれからも家族と従業員で力を合わせてより一層頑張っていきたいですね。

BAY SISTERSに一言

B:そういう経緯があったんですね…!ご家族の素敵な思いが込められた『をかのさん』のお菓子が代々受け継がれているいるのですね。最後にこの記事を読んでいる皆さんに一言お願いします!

M:わたしは何事にも少しでも気になったらすぐ動くことを心掛けています。一度考え始めたら考えなくてもいい、悪いことまで考えてしまうからです。まずは挑戦してみて、後から何かしらの結果がついてくればそれでオッケー!だと私は思います。私のようにお家の事や経営の事で悩んでいる人がいたら少しでも私の話が為になっていたら嬉しいなと思います!

B:MOEMIさん素敵なお話ありがとうございました❤︎ご自身が感じた苦悩を通して同じような悩みを持つ人の力になりたいと語る彼女のお話に終始圧倒された私たちです。MOEMIさんが持つパワーはもちろん、作り出しているものには想いが込められいます。そんな彼女の想いが多くの人に届くお手伝いが少しでもできていたらとても嬉しいです。
実はこの記事を書いている時にどうしてもをかしさんのお菓子を食べたくなってしまい…笑 お店に足を運ばせてもらいました。初めて食べる食感に、優しい甘さの葛きゃんでぃ是非皆さんにも食べていただきたいです!

Kiku

ファッション/コスメ/海外旅行が大好きなお洒落な大学生。ミラノコレクションを見に一人で留学しちゃうほどの行動力の持ち主。トレンドに敏感で海が大好きなみんなの...

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